伐採木燃やす設備がまた故障

 東京電力福島第一原発では、伐採木や事故収束作業で出た可燃性のがれきを燃やす「増設雑固体焼却設備」で不具合が見つかり、修理のため稼働できなくなった。新設した設備だが、機器の不具合で運用開始が1年遅れ、3月16日の最大震度6強の地震では施設内の壁の防火ボードがはがれ落ちるなどしたため、5月11日にようやく運用を開始。だがわずか1日で機器が故障し、5月23日に運転を再開したばかりだった。新たな不具合は6月10日に判明し、その後の点検で機器の溶接部に亀裂が入っているのが分かった。

 汚染水を浄化処理した水の海洋放出に向け、海底の放出口周辺の掘削が6月27日までにほぼ終わった。処理水は海水で薄めてから新設の海底トンネルを通じて放出する計画。

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