大量の堆積物、むき出しの鉄筋 カメラがとらえた福島第一原発1号機の原子炉内部

 東京電力福島第一原発1号機の内部調査で、溶け落ちた核燃料(デブリ)を含む堆積物が見つかった。事故から11年たってようやく、炉心溶融(メルトダウン)した1~3号機すべてでデブリが確認された。1号機圧力容器の真下にある土台は、一部でコンクリートが消失するなど損傷が激しい。堆積物は土台近くだけではなく、格納容器外側の配管につながるふたの裏にまで広がっていた。最難関の作業とされるデブリ取り出しは、不安定な環境で広範囲な回収作業を強いられることになり、難易度はさらに高まった。遠隔操作で水中を進むロボットが撮影した写真を基に、炉内の状況を報告する。(小野沢健太)

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