使用済み核燃料の容器に不備 共用プール空きスペース確保遅れも

 東京電力福島第一原発では、4号機原子炉建屋近くにある共用プールから使用済み核燃料を専用容器に移し替えた後の点検で、容器のふたの気密性に不備が見つかった。東電はキャスクという容器に核燃料69体を入れたものの、一度プールに戻して容器を調査する。

 東電は、今秋に開始を予定する6号機プールからの核燃料1456体の取り出しに向けて、共用プールの空きスペースを確保するために十分に冷えた使用済み核燃料を別の場所で保管する計画を進めている。

 不備が見つかった容器は、1回目の移し替えを終えたばかりだった。1基に核燃料69体が入り、2023年度までに22基に移し替える予定。今回、作業が振り出しに戻るため、6号機の核燃料搬出開始が遅れる可能性がある。

関連記事