3号機変圧器から油漏れ、土壌は汚染ひどく回収できず

 東京電力福島第一原発では4月21日、3、4号機間にある3号機起動変圧器の配管から油漏れが確認された。東電によると、漏れた油は5メートル四方に広がったが、現場の放射線量が高く、油を含んだ土壌の回収は難しい。事故前は油が4万リットル入っていたが、事故時に落下したがれきで損傷し過去にも漏出があった。起動変圧器は、定期検査で停止した原子炉の運転を再開する際に使っていた。

 汚染水を浄化処理後も放射性物質トリチウムが主に残る水の海洋放出に向け、沖合1キロに造る放水口の設置準備工事が4月25日に始まった。海底トンネルを掘るシールドマシンも敷地の立て坑内に置いた。処理水を放出する海底トンネルの着工は、原子力規制委員会の認可と地元自治体の了承を得た後になる。

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