5、6号機周辺の井戸が11年ぶりに復旧

 東京電力福島第一原発では3月28日、5、6号機周囲に設置されている地下水をくみ上げる井戸(サブドレン)が事故から11年ぶりに復旧した。5、6号機地下には使用済み核燃料プールの電源関連設備があるため、東電は地下水流入をゼロにしたいとしているが、明確な目標時期はない。2020年9月から復旧工事を進め、13カ所の井戸で運用を再開した。1~4号機周囲の井戸と同じように、くみ上げた水は浄化処理した後に海に放出する。

 1号機では3月16日の地震後に40センチ下がった原子炉格納容器内の水位を戻すため、炉内への注水量を毎時2トン増やした。広報担当者は当初、水位低下と地震の関連を否定していたが、水位の低下は止まらなかった。事故時の損傷部分が地震で広がった可能性がある。

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