伐採木焼却施設が稼働へ、不具合で1年3カ月遅れ

 東京電力福島第一原発では、汚染水を保管するタンクの敷地確保のために伐採した樹木や、事故収束作業で出た可燃性のがれきを燃やす設備が、3月中にも本格稼働する。1月末時点で敷地内には約14万立方メートルの伐採木が野積みされており、東電は焼却に向けて細かく砕いている。放射性物質で汚染され、敷地外に出せないため、焼却で量を減らし、2028年度までに屋外保管の解消を目指している。

 焼却施設は敷地北側の廃棄物保管エリアに新設され、地上5階建て。1日最大95トンを燃やせる。当初は20年12月からの稼働を計画していたが、機器に不具合が見つかり遅れた。

 敷地北側では、コンクリートや鉄骨のがれきなど燃やせない廃棄物を砕いたり切ったりして小さくする施設の建設も進んでいる。

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