2号機デブリ採取機器が福島に到着

 東京電力は1月31日、2号機原子炉内に溶け落ちた核燃料(デブリ)を採取するロボットアームが、福島県楢葉町にある日本原子力研究開発機構の遠隔技術開発センターに到着したと発表した。昨年8月から神戸の三菱重工業の工場で性能を確認する試験や、操作の訓練を続けてきた。2月中旬から半年程度かけて、センターで試験や訓練を実施する。

 ロボットアームは長さ22メートル、重さ4.6トンのステンレス鋼製。先端に取り付けた金属ブラシでデブリをこすって1グラム程度採取し、真空容器に入れる。これを数回繰り返す工程を計画し、2022年内の実施を目指している。

 1月12日に開始予定だった1号機原子炉格納容器内のロボット調査は、機器不具合の原因調査が難航。開始のめどは立っていない。

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