凍土壁の冷却液4トンが漏れた可能性

 東京電力福島第一原発では16日、南太平洋のトンガの海底火山で起きた大規模噴火に伴い、高さ約40センチの津波が2回観測された。16日未明に津波注意報が発令され、構内の低い場所にいた10人が高台に避難した。設備の異常はなく、事故収束作業に影響はなかった。

 また16日早朝、1~4号機の周囲に造られた凍土遮水壁(全長1.5キロ)で不具合が確認された。凍土壁は地中に打ち込んだ凍結管に零下30度の冷却液を循環させ、周りの土を凍らせている。冷却液のタンクで水位低下を確認したため、凍結管から液体が漏れ出た可能性が高いと判断。2、3号機の山側部分で水たまりを見つけ、凍結管に液体を流すのを止めた。4トン程度が漏れ出た可能性があるといい、東電は凍結管を調べて補修する。

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