線量はデブリに匹敵、2号機原子炉上ぶたの高濃度汚染

 東京電力と原子力規制委員会は9日、福島第一原発2号機原子炉建屋最上階で、格納容器の上ぶた(シールドプラグ)表面の放射線量を調べた。遠隔操作のロボットでふた中央部の深さ7センチの穴に線量計を入れると、約4センチで毎時1.2シーベルトの高線量を記録した。

 上ぶたは直径約12メートル、厚さ60センチの鉄筋コンクリート製。3枚重ねで1枚の重さは約150トンある。上ぶたの隙間に事故で漏れ出た放射性物質が付着しているとみられ、規制委の更田豊志委員長は「格納容器の底にあるデブリ(事故で溶け落ちた核燃料)が高い所にあるようなもの」と懸念を示している。

 測定結果から、上ぶたの汚染源は毎時数十シーベルトと推定。人が近づけないレベルで、上ぶたを取り外すことは極めて困難な状況にある。

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