処理水の保管タンクを23基(3万トン分)増設

 東京電力は、福島第一原発で発生する汚染水を浄化処理した後の水の保管先として、敷地内にタンク23基(約3万トン分)を増設する。設置済みの137万トン分のタンクは2022年11月ごろに満杯になると試算した。政府方針が決まった処理水の海洋放出を23年春に始めると想定し、発生が続く汚染水の半年超分を追加保管できるようにする。工事は21年7月から始め、22年10月中に完成させる。

 また、既存タンク3万トン分を処理水放出前の放射能測定用にする。測定のため水をかき混ぜるポンプをタンク内に設置しなければならず、処理水を増設タンクに移して一度空にする。ただ汚染水の発生量が抑えられず、処理水を政府と東電の計画通りに放出できなければ、タンクのさらなる増設が必要になる。

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