処理水定義見直し 7割が「処理途上水」

 東京電力は、福島第一原発で発生が続く汚染水を浄化処理した後の水について、定義を見直した。政府による処理水の海洋放出処分の方針決定を受けた対応。セシウムなど62種類の放射性物質を取り除ける多核種除去設備(ALPS)で浄化処理後に排出基準を下回っている水を「ALPS処理水」、基準を上回っている水を「処理途上水」と定めた。

 タンクで保管している処理水の7割は処理途上水。海洋放出前にサンプルタンク内で放射性物質の濃度を調べ、排出基準を上回っていた場合はALPSで再浄化する方針。

 また、2号機原子炉内に溶け落ちた核燃料(デブリ)を採取するロボットアームの性能試験を英国で行う。日本に今春搬入予定だったが、新型コロナの影響で困難となった。

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