処理水放出の具体的な工程、5月にも東電が提示

 東京電力は、政府が福島第一原発で発生が続く汚染水を浄化処理した後の水の海洋放出処分を決めたことを受け、放出に向けた具体的な工程を5月にも示す。4月19日、事故収束作業を検討する原子力規制委員会の会合で東電幹部が今後の方針を明らかにした。

 政府方針によると、放出設備の整備や規制委の審査に2年程度かかる見通し。早ければ2023年中に処理水を福島沖に放出し始め、30年程度かけて処分を終える計画。

 東電は処理水の保管タンクが22年秋ごろに満杯になると見込んでおり、タンク増設も検討。処理水の放出を始めても、汚染水の発生量が減らない限りタンクが必要となるため、浄化処理の計画や汚染水の低減策もまとめる。規制委は放出に関する審査を公開で行う。

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