1号機原子炉への注水を増量 2月の地震後に水位低下で

 東京電力福島第一原発では22日、1号機原子炉への注水量を毎時3トンから4トンに増やした。2月13日の地震後に原子炉格納容器内の水位が低下したための措置。東電によると、事故で炉内に溶け落ちた核燃料(デブリ)の冷却に影響は出ていない。水位が下がりすぎると監視が難しくなるための対応だという。

 2月の地震後、1号機の水位は約1メートル低下。事故時の損傷部から水が原子炉建屋内に漏れているとみられる。22日午後8時25分ごろ、水位が格納容器底部から高さ92センチの水位計を下回ったため、注水量を増やした。23日午前4時前には、水位が水位計の位置を上回った。

 3号機原子炉格納容器では地震後、水位が30~40センチ低下し横ばいになっている。注水はデブリ冷却のため1~3号機で続いている。

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