2月の地震でタンク53基が最大19センチずれる

 東京電力福島第一原発では、2月13日深夜に起きた震度6弱の地震による影響の全容が明らかになった。汚染処理水などを保管しているタンク53基の位置が、最大19センチずれた。東電は1074基のタンクを調べた。タンク同士をつなぐ配管はいずれも外れておらず、水漏れはなかった。東電によると、タンクは損傷や転倒を防ぐため、コンクリートの基礎部分に固定せず、平置きしている。

 また、3号機原子炉建屋内に設置した地震計2台が故障後、半年以上復旧させていなかったことも判明。水素爆発で損傷した建屋の耐震性を調べるため、2020年3月に設置したが、1階の地震計は4カ月後の7月に雨で水没。最上階5階に設置した1台も10月に壊れた。東電は3月中に再設置するという。

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