2号機原子炉貫通部の堆積物撤去へ

 東京電力福島第一原発では、2号機原子炉格納容器の貫通部に残るケーブルや堆積物の撤去に向けて、調査を実施した。貫通部は直径約60センチ、長さ約2メートル。東電はこれまでカメラ付きのパイプを貫通部から入れて、事故で溶け落ちた核燃料(デブリ)の調査をしてきたが、貫通部底部には高温で溶けたケーブルや樹脂といった堆積物を確認していた。2021年に予定されているデブリ採取では、パイプよりも大きいロボットアームを入れるため、邪魔にならないよう撤去する。

 小型のロボットアームを使った調査では、ケーブルや堆積物が動かせることが分かり、3Dスキャンで堆積物の広がり具合も把握した。今後、実物大の模型を使って作業の訓練をし、計画では12月中にも撤去を始める。

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