海抜15メートルの防潮堤に新設・補強へ

 東京電力は、日本海溝沿いの巨大地震による津波に備え、福島第一原発で防潮堤を新設する計画を示した。津波が、1~4号機の海側に建設中の海抜11メートルの防潮堤(全長600メートル)を越える恐れがあり、海抜13~15メートルに引き上げ、厚さも20センチから5メートルに増強する。内閣府の有識者会議が4月に公表した津波想定を受けた対応で、2023年度の完成を目指す。
 東電の解析によると、襲来する津波の高さは1~4号機の海側で最高14.1メートル。4号機の南東側では最高15.3メートルになるといい、この場所には海抜14~16メートル(全長400メートル)の防潮堤を造る計画だという。
 また、浄化処理後も放射性物質が十分取り除けていない水約2000トンについて、15日から1カ月間、試験的に再浄化する。

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