再利用タンクの水が汚染 洗浄不十分で

 東京電力福島第一原発では、汚染水を浄化処理した水を保管するタンクを再利用したところ、洗浄が不十分だったため水が再び汚染されていたことが判明した。過去に浄化途中の汚染水を貯蔵していたタンクでは、浄化で使う薬剤の影響で放射性物質を含む沈殿物が発生。壁面や配管を洗浄しきれず、汚染につながったとみられる。
 東電は、再利用しているタンク12基の水を調査。放射能濃度が排水基準値の20分の1程度まで下がった水を入れたにもかかわらず、濃度が基準値の最大113倍まで上昇した。過去に高濃度の汚染水を貯蔵したタンクで高い傾向だった。
 再利用するタンクは計93基の予定で、東電は使用前の洗浄方法を見直すという。

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