1号機建屋を覆うカバー設置へ

 東京電力は12月19日、福島第一原発1号機の原子炉建屋を覆うカバーを設置すると発表した。建屋上部は事故時の水素爆発で吹き飛び、鉄骨やコンクリートのがれき撤去が進んでいる。今後の作業で出る放射性物質を含む粉じんが外部に飛散することを防ぎ、建屋内への雨の流入も防ぐことで汚染水の発生を抑制する狙いがある。
 カバーは縦65メートル、横50メートル、高さ65メートル。天井部分には、がれきをつり上げて撤去するためのクレーンを設置する計画。
 1号機は事故後に建屋をカバーで覆っていた。しかし、建屋上部の使用済み核燃料プールや、原子炉格納容器上部にあるずれ落ちたコンクリート製のふたの調査のため、2016年11月にカバーを撤去した。

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