4号機タンクから300トン漏水 東電は2年超気付かず

 東京電力は23日、福島第一原発4号機の海側にある復水貯蔵タンクから、放射性トリチウムを含む水300トンが漏れ出ていたと発表した。タンク水位は毎日の測定で、2016年11月から低下傾向だったが、変動が小さく気付かなかったという。水は配管を通じて4号機タービン建屋内に流入したとみられ、周辺への影響はないとしている。トリチウムは1リットル当たり12万ベクレルが含まれ、法令の排出基準の2倍だった。
 また21日午後3時半前、構内で40代の男性作業員が意識を失って心肺停止となり、搬送先の病院で死亡した。男性は昨年8月から勤務し、顔全体を覆う全面マスクと防護服を着用して、西門付近で出入り車両の放射能汚染状況を調べていた。

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