高濃度汚泥を高台で保管へ

 東京電力は2020年度後半から、福島第一原発4号機南の「プロセス主建屋」地下で貯蔵している高濃度の放射性物質を含む汚泥を、高台に移して保管する。新たな大津波に襲われた場合、外部に漏れ出す危険性があるため。
 汚泥は11年6~9月、汚染水を仏・アレバ社の除染装置で処理した際に発生。海抜10メートルの建屋地下にある貯水槽に、上澄み水を含めて600立方メートルをためている。
 建屋内は放射線量が高く、内部での作業が難しい。このため、遠隔で操作するアームを貯水槽に入れて汚泥を吸引し、専用の保管容器に移し替える。必要な設備は、建屋そばの屋外に設置する計画。容器は、海抜約25メートルの高台で保管する。

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