「再稼働反対の人を応援」と引退表明の那珂市長 東海第二めぐり

 引退を表明した茨城県那珂市の海野徹市長(69)=写真=は10日、本紙の取材に「東海第二の再稼働に反対し、責任を果たしたかった。この決断は次の選挙の結果がどうあれ、影響を与えるはず」と強調。後継は指名せず、「東海第二の再稼働に反対する人がいれば応援したい」と話した。(山下葉月)

那珂市長選は来年2月3日に投開票予定

 市は周辺の5市村とともに原電と協定を結び、再稼働の事前同意の対象。海野市長は6市村で初めて、再稼働反対を表明していた。
 市長選は来年2月3日投開票予定で、一部の市議から支援する声もあったが、強固な後援会組織がないため、断念したとみられる。選挙戦には、県議の先崎光さん(60)が出馬を表明。東海第二の再稼働の是非について態度を明らかにしていない。原電は対策工事を2021年3月に終えたいとしており、次期市長は任期中に是非の判断を求められる可能性がある。 (山下葉月)

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