防護服なしで視察可能に

 東京電力福島第一原発では11月から、防護服を着ずに、来たままの服装で事故収束作業を視察できるようになる。1~4号機を見渡せる西側の高台は放射線量が高かったが、線量を下げる対策を進めた。免震重要棟や休憩所周辺では、作業員が手袋なしで移動できるようになった。
 トラブルが続く3号機使用済み核燃料プールから核燃料を取り出す機器では、クレーンが移動中に停止するなど3件の不具合が新たに判明。総点検を年内まで続ける。
 また、1、2号機間にある排気筒(高さ約120㍍)の上半分を解体するため、専用装置の調整が進んでいる。筒の中央部分では、支柱の破断や変形が複数見つかっている。来年3月以降に解体を始める予定。

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