処理済み水を再浄化の方針

 東京電力は、福島第一原発で汚染水を浄化処理後にタンク貯蔵している水の大半が、浄化不十分だったとする調査結果を公表した。海洋放出などの処分をする場合、処理済み水を再浄化する方針。
 処理済み水は、分離が難しいトリチウム以外の放射性物質は多核種除去設備(ALPS、アルプス)で除去済みとされてきた。
 8月上旬時点の処理済み水の89万トンのうち、8割超に当たる75万トンにトリチウム以外の放射性物質が基準を超えて残留。6万5千トンは基準の100倍以上の濃度だった。
 2013年のALPS設置当初、トラブルが続いたことや、大量の汚染水を早く減らそうと、放射性物質を除去する吸着剤の交換頻度を少なくしたことが原因という。

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