3号プールの核燃料 年内取り出し微妙に

 東京電力福島第一原発3号機の使用済み核燃料の取り出しに使うクレーン(燃料取扱機)のケーブル接続部に腐食や断線しているのが見つかった。東電は同様の不具合がないか詳しく調べる予定。「11月中」に核燃料の取り出し作業を始める予定だったが、年内着手も微妙な情勢になった。
 取扱機はドーム状のカバー内の本体と屋外の制御盤に分かれている。両者はケーブルでつながれている。途中にあるコネクターを調べたところ、内部が湿り、配線の一部が切れ、端子が腐食していた。
 一方、地上に核燃料を下ろす大型クレーンで起きたもう1件のトラブルは、別々に行うはずだったテストを、誤って同時に実施したことによる重量オーバーだった。

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