植物にたまったセシウムを可視化

 福島県飯舘村では、森林に踏み入ると東京電力福島第一原発事故による高濃度の放射能汚染が残る。5月に同村の伊藤延由(のぶよし)さんと山菜の放射性セシウム調査をした際、広島大の遠藤暁(さとる)教授(環境学)に、放射性物質の濃度が高い部分ほど濃く写る「イメージングプレート」の作成を依頼した。
 植物は、成長のため若い部分に栄養分を集める。得られた画像からは、若い部分に栄養分と一緒にセシウムもためこんでいる様子が見て取れる。モミの木では、葉と軸を新旧に分けてセシウム濃度を測定した。若い部分は、前年までの約3倍の濃度があった。 (山川剛史)

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