1、2号機排気筒解体 12月にも

 東京電力は12月にも、1、2号機の原子炉建屋間にある排気筒(高さ約120メートル)の上半分の解体を始める。解体が終わるまでには、約1年かかる見通し。筒の中央付近では、支柱の破断や変形が複数見つかっている。再び大地震に襲われれば、倒壊する危険性があり、解体を迫られていた。
 大型クレーンで専用装置をつるし、筒の上から輪切りにしていく。8月から、高さ18メートルの模擬排気筒で実証試験をする。
 排気筒は事故直後、1号機の原子炉格納容器が壊れるのを防ぐため、汚染蒸気を逃すベント(排気)に使われ、内部は高濃度で汚染されている。解体に伴い、表面の放射線量が1~30ミリシーベルトの金属がれきが450立方メートル出ると見込まれている。

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