3号機核燃料搬出に遅れも

 東京電力は、今秋予定されている福島第一原発3号機のプールから使用済み核燃料を取り出す作業が、1~2カ月遅れる可能性があると発表した。核燃料を搬出するクレーンのトラブルで、部品交換に時間がかかるためという。
 クレーンは原子炉建屋上部に設置したドーム形屋根の内側にあり、トラブルは5月に起きた。試運転中に屋根の外側にある制御盤で異音が発生し、内部の回路がショートした。設置当初に、クレーンを動かすモーターが減速した時に余分な電流を逃す機器の電圧の設定を誤るなど、3月からトラブルが相次いでいた。
 3号機プールには核燃料566体が保管中で、水を循環させて冷却を続けている。

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