2号建屋の開口部完成

 東京電力福島第一原発では21日、2号機の原子炉建屋上部の外壁を解体し、幅5メートル、高さ7メートルの開口部の設置を終えた。開口部付近の放射線量は毎時9ミリシーベルトと高いため、遠隔操作のロボット2台を入れて、建屋内の放射線量やがれきの状況を調べる。
 東電は2023年度をめどに、2号機建屋上部のプールから使用済み核燃料の取り出しを始める予定。建屋上部を解体しなければならず、今回の調査で得たデータを解体作業の計画づくりに役立てる。
 工事は5月28日から実施。厚さ20センチのコンクリート製の壁に縦横の切れ目を入れてブロック状にし、無人重機で取り外した。壁に接する部屋を設けた上、放射性物質の飛散防止剤をまいて作業を進めた。

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