建設中の大間原発 周辺地域は今

 電源開発(Jパワー)が本州最北端の青森県大間町に建設中の大間原発。東京電力福島第一原発事故後に工事が中断したが、2024年ごろの運転開始に向け、今年後半の本格工事再開を目指す。プルサーマル発電に特化した世界発の原発で、新規制基準の審査は長期化している。周辺の今を写真とともに報告する。 (宮尾幹成)

プルサーマル発電とは?

 プルトニウムとウランの混合酸化物(MOX)燃料を普通の原発(軽水炉)で燃やして発電すること。MOX燃料を使う高速増殖原型炉もんじゅ(福井県)の廃炉が決まったため、国内外に約47トンの備蓄があるプルトニウムを消費する唯一の手段となっている。しかし、安全性や経済性が疑問視されている。国内の運転実績は4原発5基。

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