2号機原子炉格納容器の底部一面に堆積物

 東京電力は、福島第一原発2号機原子炉内の調査映像の分析結果を公表した。格納容器の底部全体に、溶け落ちた核燃料(デブリ)とみられる小石や粘土状の堆積物が一面に広がっていることが確認され、厚さは40~70センチあるという。真上にある圧力容器の底に複数の穴が開き、そこからデブリが落下して積もったとみている。
 調査は今年1月に実施。格納容器側面の貫通部から長さ16メートルまで伸びるパイプを入れ、先端に付けたカメラをつり降ろして格納容器の内部を撮影した。
 分析では映像を鮮明化し、管状、スプリング状の部品の落下物も確認。今後の再調査では、温度計や放射線量の測定器を付けたロボットアームを炉内に入れる予定。

 東京電力は「福島第一原子力発電所 2号機原子炉格納容器内部調査結果」を4月27日にホームページ上に公表。2号機の炉内調査で得られた画像と動画を公開しています。

2号機格納容器の底部一面には、溶け落ちた核燃料(デブリ)とみられる溶融物が堆積している=国際廃炉研究開発機構〈IRID〉提供

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