1号機 がれき撤去を一時中断 建屋鉄骨切ると振動でがれき崩れる恐れ

 東京電力は、福島第一原発1号機の原子炉建屋最上階の北側で、1月から始めていたがれき撤去を一時中断する。水素爆発で崩れ落ちた屋根の鉄骨を大きなカッターで切り分ける計画だったが、振動で他のがれきが崩れる恐れがあると判明。振動の少ないワイヤのこぎりを新たに用意する。
 がれき撤去は、大型クレーンで機器をつるして遠隔操作で行う。建屋内のプールに残る使用済み燃料の取り出しに向け、最上階中央部のがれき撤去を先行する。
 また、港湾にあるハの字形の防潮堤の補強工事を始める。7年前の津波で壊れた部分があり、1200個超のコンクリート製の消波ブロックを追加で置き、かさ上げもする。工事完了は2020年7月の予定。

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