2号機のデブリ調査 動画をつなぎ炉内の様子を広く再現してみた

 東京電力は福島第一原発2号機の原子炉内にカメラ付きのパイプを挿入し、内部の撮影に成功した。昨年1月の調査に続く第2弾。カメラは何をとらえたのか。公開された画像(提供:国際廃炉研究開発機構)を基に、本紙は独自に画像を処理し、溶け落ちた核燃料(デブリ)とみられる物体の様子を報告する。(山川剛史)

 ※画像をクリックすると拡大できます。

公開された動画を短く編集(1分37秒)し、説明もつけました(再掲)

IRIDも同様の作業を進行中

 今回公開された動画は4分弱でしたが、実際の調査では8時間分の映像が収められたそうです。国際廃炉研究開発機構(IRID)に問い合わせたところ、同機構も、動画の各コマを貼り合わせ、広い画像に再現していく作業を進行させているとのことでした。
 縦方向にパン、横方向にパン--という感じに多方向にカメラを動かして撮影しているので、何カ月かすると、かなり広域に格納容器内の様子が再現されるかもしれません。
 炉内の様子が分かっただけで廃炉は進みませんが、重要な情報になります。

格納容器底部の様子。小石状、泥状のデブリらしき物体が広く堆積している
格納容器底部の別カット。
圧力容器直下の作業用足場。かなりクリアに写っている
圧力容器下部を見上げたところ。制御棒駆動装置の支持金具が写っている
公開画像では、圧力容器下部の損傷が見られなかったが、圧力容器内にあった核燃料が格納容器の底にあった。大穴が開いた証拠

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