復水器の高濃度汚染水問題はひとまず解決へ

 東京電力は、福島第一原発3号機の復水器に残る高濃度汚染水の抜き取りを始めた。12月中に終える見通しで、これで福島第一の復水器の汚染水問題は解決する。
 復水器は発電に使った蒸気を水に戻す設備だが、事故当初は汚染水を貯蔵するタンクがなかったため代用として使い、1~3号機の復水器には計約1700㌧の汚染水が入っていた。昨年10月以降、1号機から順次ポンプでくみ上げて別の建屋に移し、放射性セシウムとストロンチウムの大部分を除去して構内のタンクにためている。
 また、1~4号機の周辺地盤を凍らせて地下水の流入を防ぐ凍土遮水壁がどれぐらい効果を発揮しているのかを、来年3月までに検証して公表する方針を示した。

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