東京湾の放射能汚染は今 千葉・花見川編

低下傾向はみられるが、今後の予測は難しい

 東京電力福島第一原発の事故による放射性物質は首都圏にも降った。本紙は4年前から東京湾の影響調査を実施。まずは、最も影響が残る千葉県の花見川の河口域での放射性セシウム濃度の状況を報告する。
 9月10、11日に実施した今回は、採取地点を大幅に増やした。その結果、濃度の高い地点は限定的で、海岸線から500メートルほど離れると、大幅に濃度が低下している状況が分かった。
 定点観測している地点の推移を見ると、低下傾向は明らか。
 ただ、その傾向は表層に限っての話。底からさらに下の層を調べると、低下したかと思うと再び高い層が出てきた。今後どうなっていくのか、予測するのは難しい。
(本紙: 山川剛史、小川慎一  協力:関東学院大 鎌田素之准教授とゼミ生の海發翔さん)

堆積物の採取はこんな感じで進めます

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