東電の水位誤計測 「汚染水漏れなし」と発表

 東京電力福島第一原発の建屋周りにある地下水くみ上げ用井戸6本の水位が、半年にわたり誤っていた問題で、東電は近くの別の井戸を調べた結果、建屋からの高濃度汚染水の漏れはなかった、と発表した。
 汚染水の方が地下水位より高くなると、汚染水漏れにつながりやすいため、井戸の水位管理は非常に重要。
 この点は、原子力規制委員会も重視。東電が建屋を囲む凍土遮水壁を建設する際、水位の逆転は絶対に避けるよう厳命していた。だが、柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の審査書を議論した4日の定例会合で、今回のミスが報告されたものの、同委は素通りした。東電は「なぜ水位計の設定を誤ったかを深掘りする」としている。

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