井戸6本で水位計測ミス 東京湾の平均水位を基準にすべきなのに、福島・小名浜で設定し誤差

 東京電力は、福島第一原発1~4号機周辺の地下水くみ上げ用井戸6本で、半年間にわたり水位を誤って計測していた。水位計の設定ミスが原因。うち1本の水位が5月、断続的に近くの建屋にたまる高濃度汚染水の水位をわずかに下回っていた。汚染水が水位差で外に漏れる恐れがあったが、東電は漏出はなかったとみている。
 井戸6本は4月中旬から8月上旬に運用開始。水位は、東京湾の平均海面水位を基準にするべきだったのに、福島県の小名浜港の水位に誤って設定していた。
 また、事故収束に向けた中長期ロードマップを改定。1、2号機のプールから使用済み核燃料を取り出し始める時期をこれまでより3年遅らせ、2023年度とした。

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