”凍土壁”の全面運用を開始 効果は「?」 本命のサブドレン(井戸)は能力倍増へ

 東京電力福島第一原発1~4号機周囲に造られた凍土遮水壁(全長約1.5㌔)の山側に残る未凍結部分(約7㍍)について、原子力規制委員会が凍結を認めた。東電は22日から凍結を始めた。
 凍土壁は、建屋内への地下水流入を抑えて汚染水増加を防ぐため、国費345億円を投じて造られた。昨年3月に凍結を開始し、データ上は氷の壁ができているが、効果ははっきりしない。
 もう一つの地下水対策として、建屋脇に約40本ある井戸(サブドレン)から水をくみ上げ、除染後に海に流している。東電は11月初旬までに、くみ上げた水の一時貯蔵タンクを増やし、除染能力を1日あたり800㌧から1500㌧にほぼ倍増させる計画。

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