全国の原発の現状/高浜3、4号機が再稼働 玄海3、4号機も今秋にも稼働へ準備中

稼働中は高浜3,4、伊方3、川内1,2の5基

 前回掲載の4月以降、新たに関西電力高浜3、4号機(福井県)が再稼働し、全国16原発のうち稼働中は、四国電力伊方(いかた)3号機(愛媛県)、九州電力川内(せんだい)1、2号機(鹿児島県)と合わせ5基となった。原子力規制委員会が、対策工事をすれば新規制基準に適合すると判断したのは、高浜1、2号機と大飯3、4号機、美浜3号機(いずれも福井県)のほか、九電玄海3、4号機(佐賀県)の4原発7基ある。
 玄海3、4号機は、佐賀県の山口祥義(よしのり)知事が4月24日に再稼働に同意し、今秋にも再稼働する。
 日本原電東海第二(茨城県)の審査は大詰めを迎えていたが、新設する防潮堤の地盤が液状化する可能性を巡り、地盤改良は不要とする原電と、不可欠とする規制委の主張が対立。審査終了の見通しはたっていない。東海第二は来年?月に?年の運転期間が終わる。老朽化対策を講じ、運転延長も認められないと再稼働できない。
 東京電力柏崎刈羽6、7号機(新潟県)は審査の終盤で、東電が事故時の対応拠点「免震重要棟」の耐震性不足を約3年間公表していなかったことが発覚。東電は総点検して6月に審査の申請書を再提出したが、審査が終わる時期は見通しがたっていない。

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