ミュー粒子で3号炉内調査

 東京電力は宇宙から降り注ぐ宇宙線「ミュー粒子」を活用し、福島第一原発3号機原子炉内の状況を推定する調査を始めた。この粒子はほとんどの物質を通り抜けるが、密度の高い物質には遮られる。その特性を利用し、高密度の溶け落ちた核燃料がどの辺にあるのか調べる試み。
 調査は、原子炉建屋の近くに粒子の検出装置を設置。数カ月間かけて粒子の通り抜け状況を記録し、エックス線写真のように画像化する。核燃料がある場所は黒っぽく写る。同様の調査は、既に1、2号機で実施された。1号機では溶けた核燃料は圧力容器にほとんど残っておらず、2号機では大半が圧力容器底部に残っていると推定されている。

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