全国の原発の状況/司法判断相次ぐ 大阪高裁が高浜3、4号機再稼働を容認。広島地裁は伊方3号機の運転継続を容認

3基が稼働中。高浜3、4号機が再稼働へ。柏崎刈羽と泊の審査は長期化

 全国16原発のうち、4月1日現在、四国電力伊方3号機(愛媛県)、九州電力川内(せんだい)1、2号機(鹿児島県)の3基が稼働している。原子力規制委員会が、新規制基準に適合と判断したのは、関西電力の高浜1~4号機と大飯3、4号機、美浜3号機(いずれも福井県)のほか、九電玄海3、4号機(佐賀県)の4原発9基ある。
 高浜3、4号機は再稼働後の昨年3月、大津地裁が運転停止を命じ、初めて司法が原発を止めた。大阪高裁が今年3月28日、地裁決定を取り消し再稼働を認めた。
 伊方3号機では、広島地裁が3月30日、運転継続を容認する決定を出した。松山、大分両地裁、山口地裁岩国支部でも審理中で、近く松山地裁が判断を示す見通し。
 新基準に基づく初の再稼働事例の川内1、2号機は、定期検査で停止したが、脱原発を掲げて当選した鹿児島県の三反園訓(みたぞのさとし)知事が、再稼働を容認。再び稼働した。
 東京電力柏崎刈羽6、7号機(新潟県)と北海道電力泊3号機(北海道)は、防潮堤の地盤が地震で液状化する恐れのあることが分かり、規制委の審査が長期化している。

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