動画集/避難指示区域の様子(2017年)

浪江町では除染が本格化、富岡町ではJR常磐線の復旧が大詰め
富岡町と楢葉町の帰還状況

 浪江町では山側まで立ち入りができるようになり、行ってみると農地やその周辺の除染が大々的に進行していました。浪江駅周辺では毎時0.2マイクロシーベルト前後でしたが、山側に行くほど高くなり、ざっと0.4マイクロシーベルト台。
 VTRでも出てきますが、いくつも突然線量の上がる場所がありました。その場の土を採取し測定すると、未乾燥でも約12万ベクレル/キログラムありました。分別管理が必要な放射性廃棄物の基準が8000ベクレルですから、明らかに危険な土と言えます。
 やはり、一度の除染では効果が限定的だという証しです。
 富岡町では、津波で流されたJR常磐線富岡駅の再建が始まっていました。帰還困難区域にあった夜ノ森駅では、除染作業の真っただ中。まだまだ高い線量の中、この駅を使う人がどれくらいいるのでしょう。
 さて、帰還状況はどうでしょう。楢葉町ではまとまって帰ってきた地区もありました。帰還率は1割強というところですが、確実に灯りは戻ってきていました。町が販売した造成地も、18区画のほとんどを販売。来年度からは学校も再開されますが、どこまで暮らしが戻るのか注目されるところです。
 一方の富岡町の帰還(宿泊)状況は、やはり厳しいです。
 一晩、灯りを探し回りましたが、確認できたのは13軒だけでした。

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