増え続ける汚染水 福島第一原発事故5年半

立ち並ぶタンク

 東京電力福島第一原発事故は十一日で発生から五年半。その直前に本社ヘリ「あさづる」で原発上空を飛んだ=写真、平野皓士朗撮影。
 双眼鏡をのぞくと、三年前の夏、高濃度の放射性ストロンチウム汚染水が漏れた区域で、ボルト締め型タンクの多くが解体されて姿を消していた。そこでは、耐久性のある溶接型タンクに置き換えるため、整地と六角形の基礎造り、溶接が同時並行で進んでいた。
 「せっかく造ったタンクを壊して造り直し。こんなことで現場の士気が上がるものか」。増え続ける汚染水や被ばくと闘う作業員の姿から、対応が後手に回る東電への怒りがこみ上げた。(山川剛史)

関連記事