3号機プールから変形核燃料の搬出開始

 東京電力福島第一原発では、3号機使用済み核燃料プールから、事故で取っ手部分が変形した核燃料の取り出しが始まった。計画していた3月中の搬出完了にめどが立った。

 東電によると、事故時の水素爆発でがれきがプールの中に落下した影響で、核燃料の取っ手部分が変形したり、細かながれきが核燃料と収納ボックスの間に挟まったりして、つり上げられない核燃料が42体あった。搬出と並行してがれき撤去を進め、全て動かせるようにした。2月3日から取り出しを始めた。

 3号機プールからの核燃料取り出しは2019年4月に開始。遠隔操作での作業は、機器の不具合が相次ぎ、長期間中断することもあった。プールには、使用済み核燃料514体と未使用の核燃料52体が保管されていた。

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