伐採木の焼却設備が試運転前に不具合

 東京電力福島第一原発では、汚染水を保管するタンク建設の敷地確保のために伐採した樹木や、事故収束作業で出た可燃性のがれきを燃やす設備の整備が進んでいる。来年3月中の稼働を目指しているが、機器の性能確認中に不具合が確認され、東電は12月中旬から予定していた試運転の計画を見直している。

 敷地内に野積みされている伐採木は約13万立方メートル超。事故で飛散した放射性物質によって汚染されており、敷地外へは運び出せない。東電の計画では、焼却した灰を鋼鉄製の容器に入れて貯蔵庫で保管し、2024年度ごろまでに屋外保管の状況を解消する。

 焼却灰を入れた容器の表面線量は最大毎時数ミリシーベルトと想定され、保管後の処分方法は決まっていない。

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