3号機プールからの核燃料搬出、年内再開へ

 東京電力福島第一原発では、クレーンの故障で中断している3号機使用済み核燃料プールからの核燃料搬出作業が、年内に再開できる見込みとなった。クレーンは、プールに保管中の核燃料を収容するキャスクと呼ばれる金属製容器の移動などに使っているが、11月18日にモーターの故障で上げ下ろしができなくなった。東電はモーターを交換する。

 2019年4月に3号機で始まった核燃料搬出はトラブルが相次いだが、これまでに434体を建屋近くの共用プールに移した。東電は搬出を21年3月中に終わらせるため、24時間態勢の作業に変える。ただ、事故時の水素爆発で吹き飛んだがれきの影響で、プール内の収容ボックスから引き出すことが難しい核燃料があり、専用の機器を準備している。

関連記事