1号機原子炉で5日間の注水停止試験

 東京電力福島第一原発では、1号機原子炉への注水を11月26日~12月1日の5日間、試験的に停止した。事故で溶け落ちた核燃料(デブリ)を冷やす注水を止めて、デブリの発熱具合や損傷した格納容器からどれぐらい水が漏れているかを調べるのが目的。東電は停止期間中に、原子炉圧力容器底部で3度程度、格納容器では1度程度の温度上昇を見込んだが、いずれも1度程度の上昇にとどまった。

 2号機原子炉建屋最上階では、床に散乱していたヘルメットや工具類などを収容した小型コンテナ47基の搬出を終えた。作業に使った遠隔操作ロボットを片付けてから、最上階の放射能汚染の状況を調べる。1月の調査では原子炉真上で毎時683ミリシーベルトという高線量を測定。人が入れない状況が続いている。

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