3号機プールでクレーンが故障 核燃料搬出に遅れも

 東京電力福島第一原発では、3号機使用済み核燃料プールの核燃料搬出に使うクレーンが故障した。11月18日午前10時半、核燃料を収容するキャスクという金属製容器の移動に使うクレーンが上げ下ろしできなくなり、次のキャスクをプール内に入れられなくなった。東電の広報担当者は「故障が長引けば、2021年3月中としている核燃料の搬出完了時期が遅れる可能性がある」としている。

 また、構内のタンクで保管している浄化不十分の汚染処理水について、トリチウム以外の主な放射性物質を除去する多核種除去設備(ALPS)で再浄化した結果を新たに公表。セシウムやストロンチウムなど8種類だけではなく、炭素14など53種類でも濃度が国の排出基準を下回ったことを確認したという。

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