原子炉建屋周辺の線量低下進む

 東京電力福島第一原発では、多くの作業員が出入りする1~4号機建屋周辺の空間放射線量が、2019年よりも15~30%下がった。東電が20年8月に実施した調査の結果を公表した。放射能で汚染された表土の除去や舗装、がれきの撤去が進んだ結果とみている。

 東電によると、1~4号機建屋周辺の地面から高さ1メートルの平均線量は毎時94マイクロシーベルト。19年度は毎時110マイクロシーベルトで15%ほど低下。17年度は毎時140マイクロシーベルトだった。また、地面の平均線量は毎時26マイクロシーベルトで、19年度の毎時36マイクロシーベルトから30%ほど下がった。17年度は毎時61マイクロシーベルト。

 建屋周辺よりも低い位置にある港湾側のエリアは、高さ1メートルの平均線量が毎時9マイクロシーベルト。地面の平均線量は毎時1.4マイクロシーベルトだった。こちらは19年度よりも40~50%程度下がった。

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