3号機プールで核燃料つり上げ試験

 東京電力福島第一原発では、3号機使用済み核燃料プールからの核燃料取り出しが新たな段階に入る。事故時の水素爆発で飛び散ったがれきの影響で取っ手が変形したり、金属製収納ラックとの間にがれきが挟まっていたりしてつり上げられない核燃料のうち4体について、東電はつり上げる力を約1.4倍にして動かせるかどうかの確認を進める。

 取っ手部分が変形した核燃料16体のうち4体は変形が大きく、現状の取り出し機器では取り出せないため、別の機器を製造中。他に3体は、収納されている金属製のラックとの間に挟まった小さながれきの撤去を進めている。残りの9体は現状の機器で取り出し可能としており、東電は2021年3月までに取り出しを終える計画を変えていない。

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