汚染処理水の再浄化で効果確認

 東京電力は15日、福島第一原発構内のタンクで保管している汚染処理水を再浄化し、効果を確認したと発表した。多核種除去設備(ALPS)という浄化装置でトリチウム以外の主な放射性物質を除去しているが、保管している約120万トンの処理水の7割は浄化が不十分となっている。東電は処理水の放出処分に向けて、9月からALPSによる再浄化でトリチウム以外の放射性物質が国の排出基準を下回るかどうか試験を進めている。

 東電によると、排出基準の約2200倍の放射性物質を含む処理水約1000トンを再浄化して、セシウムやストロンチウムなど8種類の放射性物質の濃度を調べた結果、いずれも排出基準を下回った。今後、他の種類の放射性物質の濃度も調べるという。

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